マイセン駅 Bahnhof 駅を出たらエルベ川沿いにあるバーンホーフ通りに向かいます。通りに出ると写真でよく見かけるアルブレヒト城が目に飛び込んできます。晴れていると最高の眺めです。城が見える方向に歩いて行くとエルベ川にかかるアルトシュタット橋があるので渡ります。あとは真っすぐマルクト広場を目指します。 |
マルクト広場 Markt それほど大きくはないですが趣のある広場でした。広場に面して市庁舎やフラウエン教会が建っています。 |
ブルク通り Burgstrasse マルクト広場の北にある石畳の道、ブルク通りを通ってアルブレヒト城に向かいます。歩いていくと大聖堂の2本の尖塔が見えてきます。いろいろなお店がありウインドウショッピングも楽しめます。目の玉が飛び出そうな値段の磁器も売ってました。 |
大聖堂 Dom 小高い丘の上に建つゴシック様式の教会です。祭壇にはマイセン磁器で造られた十字架像と燭台があります(ケンドラー作)。 |
アルブレヒト城 Albrechtsburg ヴィッティン家の居城として建てられたそうですが、完成間近になって宮廷をマイセンからドレスデンに移したため、実際には居城として使われませんでした。のちに磁器製造所として使われたようです。アウグスト強王の時代、この城で白磁器が発明されました。強王は白い黄金と呼ばれた白磁器をヨーロッパで初めて創り出すために、19歳の錬金術師ベトガーにこれを命じます。ベトガーは城内から出ることも許されず、苦労に苦労を重ねた末やっと白磁器の製法を発見します。そんな功労者であるにもかかわらず、発明後も彼はずっと監禁状態でした。強王が製造法の流出を恐れたからだそうです。ベトガーは37歳の若さで亡くなりましたが、彼の存在なくしては今のマイセン磁器はないでしょう。 |
バーンホーフ通りに出るとすぐ見えます | アルトシュタット橋の側 | アルトシュタット橋の上から |
マイセン磁器工場 Porzellan-Manufaktur Meissen 磁器工場は1863年にアルブレヒト城から現在の場所に移されました。右の写真は2005年に完成した新館です。1階の入口横にはカフェがあります。私たちはこのカフェでコーヒー&ケーキとともにマイセンの磁器を楽しみました。 以下の4つの写真は1階にある見学用工房の様子で、マイセン磁器の製作過程の一部を見ることが出来ます。30分ほどのガイドツアーなのですが日本語のオーディオフォンを貸してくれるのでちゃんと理解することができました。このガイドツアー後は工場内直営店での購買意欲がそそられます(笑)。ただ、値段を見た瞬間、購買意欲がなくなります(汗)。私たちは何も買ってません・・・。 |
象の像? | ゲーテとシラー | 2階の展示 |
カエルのチェス |
磁器博物館 Schauhalle 磁器工場内の2〜3階にある博物館です。1710年から現在に至るまでのマイセン磁器の作品が3000点ほど展示されています。見てるだけでため息が出てしまいます。 |
フェルメールのお皿、欲しい〜♪ |
食器一式?(ポイントすると別角度から) |
ケンドラー作テーブル飾り | マイセン磁器のパイプオルガン |
ニコライ教会 Nikolaikirche 磁器工場の近くにあるとても小さな教会です。内装のいろんなところにマイセンの磁器を使っているのが見どころでしょうか。 |
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