◆ ヒルデスハイム ◆  -Hildesheim-

ヒルデスハイム駅 Bahnhof

ハーメルンから50分かけてヒルデスハイムへ。815年に司教区になり、そこから町が発展していったと言われています。『千年の薔薇の木』の伝説が有名な町です。内容は、狩りをして疲れていた王が聖遺物の箱を薔薇の木の枝の中に隠して寝てしまいます。起きてみると箱を木の中から取り出すことができません。そこで、その場所に礼拝堂を建て、やがてそこが司教座になったと言われています。1945年の爆撃で町は焼き尽くされてしまったのですが、薔薇の木は再び花を咲かせ、町も蘇ったという言い伝えがあるそうです。



マルクト広場 Marktplatz

見事に再建されたとても美しい広場。それぞれの建物が本当に素晴らしかったです。広場をぐるっと見渡すとこんな感じです。広場に面して建ついくつかの建物については以下に個別で写真を載せました。



テンペルハウス Tempelhaus

マルクト広場の南側にあるルネッサンス様式の出窓が美しい建物です。出窓の中央部には聖書の中の物語「放蕩息子」の細工が美しく施されていました。
@左側から
A正面から
B右側から



肉屋ギルド会館
Knochenhauer Amtshaus

奥の大きな建物が肉屋のギルド会館、現在は歴史博物館になってます(1階はカフェ・レストラン)。手前の建物はパン屋のギルド会館です。どちらの建物も15、6世紀創設当時を忠実に再現しています。とても美しい木組みの家です。
肉屋のギルド会館(奥)
パン屋のギルド会館(手前)
肉屋ギルド会館
正面
「世界で最も美しい木組みの家」
と言われているそうです



ヴェーデキントの家 Wedekindhaus

1598年創設、ルネッサンス様式の木組みの家です。テンペルハウスのすぐ横に建っています。正面の張り出しと木の装飾は本当に素晴らしかったです。



聖アンドレアス教会
St. Andreaskirche

マルクト広場のすぐ近くにあるゴシック様式の教会です。塔に登ることができます。



ミヒャエル教会
Michaelis Kloster

1022年に建てられたロマネスク様式の教会で世界文化遺産に指定されています。現在の建物は戦後に再建されたものです。修復中のためか内部の見学はできませんでした。楽しみにしてたのに、残念。



大聖堂 Dom

『千年の薔薇の木』の伝説で有名な世界遺産にも指定されている大聖堂です。戦後、11世紀のロマネスク様式の聖堂をもとに再建されています。現在の建物はゴシック様式で立て直された箇所もあるようです。正面のブロンズの扉(Bernwardstüren)は見事で、聖書の浮き彫りがされているのですが見応え十分です。中庭には伝説の薔薇の木が後陣を覆うように伸びていました。それぞれの薔薇の木には年号がついてました。

撮影:2007年8月



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